強烈な催淫クリームを塗られて死ぬ程の痒みに疼き上がる胸と股間を、立ったまま擦り付け合って快感を貪っていた祥子と真紀の、尻穴に打ち込まれた雄一の指は凄まじい威力を発揮した。
ソコだけは放置された形になっていた2人の尻穴は、雄一の指の侵入を大歓びで迎え入れ、狭小な粘膜がギュッギュッと指を締め付けるように絡み着いて奧に進むのにも苦労する程だった。しかし色事に長けた雄一の悪魔のように巧みな指が、浅い部分から少しずつ出し入れを繰り返しながら徐々に奧まで侵入して行き、とうとう付け根まで入り込んでしまうと、2人は一際激しく身体をぶつけ合いながらイク!ああ、イクッ!と絶頂に達したようだった。
その後も雄一の指は微妙にバイブレーションしながらクニクニと蠢いて絶大な歓びをもたらし、2人はさらに何度も胸と股間を擦り付け合いながら次々に訪れるアクメに身を焼いていたが、お尻の刺激に弱い真紀は、祥子が怖くなってしまった程乱れようが激しく、10回近い絶頂の後で一際強烈に生々しい咆哮を張り上げたかと思うと気を失ってしまった。 失神した真紀はもちろんのこと、祥子も息も絶え絶えに激しく喘ぎながら脱力しており、雄一は2人の首輪の吊りを解いて休ませてやることにした。もっとも後ろ手は縛ったままであり、体育座りのように身を丸めた祥子にも安逸な休息は与えられなかった。
「おじさん、外で休憩して来るから、そこで休んでなさい。」
そう言った雄一が、そそくさと出て行こうとすると、祥子は
「ま、待ってください」
と呼び止めていた。
「どうした?」
「手を解いてください」
「君が逃げちゃ困るじゃないか。」
「逃げたりしません。
ただ、痒くてたまらないんです。」
「さっき、あんなにイッチャッタのに?
どこが痒いの?」
「・・・アソコの中です・・・」
確かに露出したクリトリスや乳首は擦り付け合うことが出来たし、尻穴は雄一の指で弄られたものの、肝心の女の部分の中は手つかずであった。
「オナニーでもするって言うのかい?」
「は、はい・・・
ああ、もう、頭がおかしくなりそうです・・・」
祥子の体育座りの腰はヒクヒクと痙攣したように不自然な動きを見せて、美少女の苦悶を物語っていた。
「そんな勝手なことを言い出すようじゃ、まだセックス奴隷のしつけがなってないな。
罰として正座して待ってなさい。」
「ああ・・・」
気の狂いそうな痒みに苦しみながらも、祥子は命令通り正座していた。そうするとアソコの中がキュッと締まって多少痒みが癒やされるような気がしたが、それはもちろんただの錯覚であった。
雄一は地下室を出て階段を上がり、自分が経営する「ポルノショップいしだ」の店内に入って行った。ちょうど11時に開店したばかりで、うなぎの寝床のような通路が続く店内には、ぼちぼちと男性客の姿が見えた。夜になれば女性客やカップルも目立つ店だったが、こんな時間にいるのは薄汚い格好をした男ばかりで、それも普通の仕事についていないと思われる、フリーターや夜勤上がりの男たちであり、皆店のいかがわしい商品を見る目がギラギラしていた。
雄一は通路を順々に進んで、大人のおもちゃだのエロ本だのが棚から溢れんばかりに置かれているのを見ながら、レジカウンターへと向かった。こういう店によくある作りで、入口から順繰りに全ての商品が置かれた場所を通らないとレジにたどり着かないようになっていた。
そしてレジの手前のコーナーは一番人気のある女子高生コーナーで、そこだけは5、6人の男たちがたむろしていた。ここは女子高生に関するものなら何でも売り物になっており、顔写真付きで制服や下着などはもちろんのこと、排泄物だのつばきだのと言った雄一の苦手なものも高値で販売していた。商品は実際に本物の女性高生から買い取ったと宣伝していたが、実はほとんどまがいものであり、顔写真の女性も偽物のモデルがほとんだだったのだが。
雄一はレジの中年女性を店の奥に呼び、何やら話をしていた。これから始まる祥子と真紀の調教に一役買わせるためだったが、いかにも下品で派手な服を着たその女性は、かつて雄一が行き着けだったSM系の風俗店で知り合いスカウトした、いわゆる元Sの女王様だった。彼女はレズSMが専門であり、そのテクニックを買って時々雄一が拉致して着た女性を調教するのを手伝わせていたのだった。
30分近くたってから雄一が戻って着たとき、全裸で正座して股間の痒みを我慢している祥子は、ヒタと目を閉じて腰を切なくモジつかせながら火のように熱い吐息を洩らしていた。隣の真紀はまだ気絶して床に転がったままだった。
「帰ったよ。」
雄一が声を掛けると、祥子はうっすらと目を開けたが、その瞳は焦点が定まらず光を失っており、彼女が狂気の一歩手前まで追い詰められていることを示していた。もっともほとんど発狂寸前くらいまで痒みを我慢させても、人間は簡単に狂ったりすることはないことを、雄一は経験上よく知っていた。そして我慢させればさせるほど、その後の責めが女性に絶大な快感をもたらして雄一から離れられなくなるのである。
「立ってごらん。」
祥子は脚が萎えてしまってフラつき、なかなかまともに立つことも出来なかったが、雄一が身体を支えてやってようやく立つことが出来た。そして雄一は彼女に、山岸女学院の露出プレイ用変形制服を着せていくと、お昼を買って来るように命令したのである。
「あ、あの、どうやって・・・」
ほとんどのぞかれることが必至のミニスカートの下はノーパンであり、はだけた胸部はノーブラである。その上手も縛られたままでマクドナルドで3人分の昼食を買っておいで、と言われた祥子は、相変わらずどうにもならない股間の痒みを癒やそうと両脚をしきりに捩り合わせながら、困惑の表情を浮かべていた。
(まだ気が違っちゃいないな)
実はもしかして、と内心心配していた雄一は、祥子が正常な反応を示したことにホッとして、責めを続行した。既に執拗な性感調教を受けて来た彼女は、狂気へと誘う責めに耐性があるようだった。もっともある意味で気が狂った方が幸せだったかも知れないが。
「お店に行ってレジの女の人に会って来なさい。
もう話は付けてあるから、下着を着せて手を解いてもらってお金もその人にもらいなさい。
そうそう、痒いのもその人が何とかしてくれるから。
それからマクドナルドに行って来るんだよ。」
どうしてそんな回りくどいことをしなければならないのかと思いながら、これも嫌らしい雄一の責めなのだろうと直感した祥子は、そう思っただけでいっそう淫らに身体がカーッと熱くなるのを感じていた。もちろん股間の痒みはズキンズキンとほとんど限界と思われる苛烈さで羞ずかしい部分を切り刻み、一向に治まる気配はない。どんな辛い仕打ちが待っていても、祥子は言われるままにするしかなく、部屋の外へ出される階段を上がって行った。
「ははは、アソコが丸見えだよ。」
階段の下から見上げる雄一がそんなことを言ったが、ノーパンで超ミニスカと言うイカれた格好の祥子は、手を縛られていて隠すことも出来ず泣きたいような気持ちになった。しかしそんなことを気にしている余裕は、股間の過酷な掻痒感の前にはあるはずもなく、祥子は両脚をはしたなく捩り合わせながら前へ進んで行った。
「おっと、ドアを開けてあげないとな。」
それに気付いた雄一が慌てて階段を上がると、頑丈な鉄扉をギイッと開けた。そとの陽光がまぶしく祥子は羞恥で身の竦むような思いになったが、雄一に店の入口までエスコートされて、ドアが開き店内に脚を踏み入れると、雄一が
「しっかりお客さんにサービスしてやってくれ」
と言ってドアを閉め、1人になった時の心細さと羞恥は、心臓をガッとわしづかみにされたかのように強烈だった。入口付近のまばらな男客の視線が集中したのに気付いた祥子は、まるで死刑執行台に進むようないたたまれない気持ちで、ゆっくりと歩き出したが、男たちの視線があるにも関わらず、まるでオシッコを我慢しているかのように脚を捩り合わせながら歩くしかないのが、彼女の正常な神経をボロボロにすり減らしていくようであった。両手が縛られていることは腕を組んでいるフリをしてごまかすつもりだったが、よく観察されるとバレてしまいそうだ。祥子は破鐘のようにドキドキと心臓を高鳴らせながら、なるべく早く進もうと思ったが、走るわけにもいかず、一歩進むたびに頭が狂気に染められていくような気持ちであった。
そしてレジの前の女子高生コーナーにたどり着いたとき、そこらにたむろしていた男たちは一斉に熱い視線を向けて来たので、祥子は本当に泣きたい気持ちになり、脚が竦んでしまった。そういう趣味の男たちにとっては正に夢のような素晴らしい光景だった。この辺りでは一番人気のある山岸女学院の制服を、超ミニスカ・ヘソ出しの上胸元をはだけて着崩した、モデルのような美少女が現れたのだから。
「ポルノショップいしだ」は風俗プレイの店ではなく、客は好色だが気の弱い男性ばかりだった。従ってまじまじと見つめるだけで声を掛けたり、手を出そうとする客はいなかったが、お互いがコンナヒソヒソ話をしているのが、祥子の耳にも聞こえてしまった。
「おい、手を縛られてるぞ。」
「それにノーパンじゃないのか?」
「こういうプレイなのかな?」
「変態女か?それにしちゃ、凄い美人だな。」
しかし男たちの誰1人として、祥子が本物の山岸女学院の生徒だとは思わなかっただろう。
するとレジカウンターの女性が、その様子に気付いて祥子に声を掛けて来た。
「あなたが祥子さんね?」
「は、はい・・・」
「話は聞いていますよ。
さあこちらへいらっしゃい。」
祥子がレジの前まで進むと、カウンターから前へ出てきた女性はとんでもないことを言い出した。
「皆さん、今日は運が良かったですね。
今から、ポルノショップいしだの特別サービス、本物の女子高生によるショーを行います。
はい、モデルさんに手を出さないように、少し下がって見ていてくださいね。」
(そんなっ!)
祥子は信じられないと言った顔をしたが、どこにも逃げ場はなく、その場に立ち竦むばかりだった。
そしてレジ女性は店内に放送までかけて客を呼び、たちまち十数人の男性がごった返しながら、破廉恥な制服姿の祥子にギラギラした熱い視線を集中させた。祥子はあちらを向き目を閉じて立っていたが、女性が寄って来て客の方へ向かせ目も開けるように言うと、彼女は大人しく従っていた。雄一と話を付けている女性なので、雄一に対するのと同じように命令に従うような心理になってしまっていた。
そして「ポルノショップいしだ」で、ごくまれに行われる特別露出ショーが始まったのである。しかしそのモデルが本物の女子高生で、しかもこれだけの美少女であるのは始めてだった。これまでにショーを見た経験のある客も、素晴らしい幸運に感謝して興奮し、誰からともなくゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえていた。